緋色(ひいろ)= poppy red = bright red
緋色は別名ポピーレッドと呼ばれ、ケシの花のような明るい赤色のことをいいます。フランス語では「coquelicot」コクリコというそうです。緋色は和名ですが、能の猩々(しょうじょう)の赤毛赤装束の連想から猩々緋(しょうじょうひ)の名がつけられています。猩々(しょうじょう)とは、普段あまり馴染みのない言葉ですが、むかし中国から伝わった想像上の動物だそうです。この動物は体が赤い毛で覆われていて、顔は人間に似ているそうです。また人の言葉を話し、お酒を好んで飲むといいます。猩々はとても不思議な動物ですが、名古屋南部では福神としてお祭りに登場するといいます。
ヒューリスティックス = heuristics
ある問題を解決する際に、必ずしも成功するとは限らないけど、上手くいけば解決に要する時間や手間を減少させることができるような手続きや方法のことをいいます。これを発見法と訳されることもあります。
このヒューリスティックスとは違って、ある方法に従えば必ずその問題が解決できるような手続きを「アルゴリズム」といいます。この方法は解決が保証されているかわりに、すごく多くの時間や手間がかかるというデメリットがあると考えられています。アナタなら手間の削減を選びますか、それとも解決に向けた確実性を追い求めますか?
ヒューリスティックス vs アルゴリズム「緋色の猩々が選ぶのはどっち?」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
みなさん、よろしいですか。
還暦にはこの赤、緋色の衣装を身につけましょう。赤い毛色に赤い装束で、ぜひ。
ワタシはヒューリスティックス派? それともアルゴリズム派?
考えてみる。
かろうじてヒューリスティックス派かな〜という人が多いような予感がします。
世の中にはとても律儀で丁寧なお仕事を心がけている人がいます。そばにいると、とても窮屈な印象を与えてしまいますが、昔ながらの職人さんのように「素晴らしいお仕事」をしてくださる。アルゴリズム派に万歳、拍手です。
満員電車に慣れ親しんだアナタ。
ヒューリスティックス派がかなり板についてきているのではないでしょうか。
gomagoma も日々、手間暇、活動量や濃度、などなどエネルギーをひたすら縮小化して生きています。無駄が許せないし、誰も許してはくれそうもないのですから・・・仕方なくヒューリスティックスです。
今こそ緋色の衣装を身につけ、歌い、踊り、食し、飲み、日々の幸せに感謝したい。
猩々の言葉をかりて言語を発し、言いたいことも言わせてもらう。そんなことが出来ればスゴク元気になりそうです。
もっとアルゴリズムな生き方もしてみたいのです。本当は・・・
確実に自分の人生を生きたという確実性も追求してみたい。
でもワタシはアナタであり、アナタはワタシでもあるのです。明確な線引きをして生活などできないのです。
猩々緋(しょうじょうひ)の名前は万人のものです。
好きな時に赤い服を着て、好きなものを食べて、好きな人と自由に語り合う。
そんな日々に確実性なんていらない。手間暇をかけすぎる必要性もないのです。
中間報告としては・・・「気楽なヒューリスティックス派」でも良いのではないでしょうか?
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