コラム【へ✖️ヘ】の物語:ペルソナをつけ忘れてしまいそうな「紅藤さん」・・・別名ライラックと申します。

紅藤色(にふじいろ)= lilac

紅藤(べにふじ)とは、紅がかった藤色のことで、赤みの淡い紫色をしています。この色は藤色から派生した色で、藍を薄く下染めして紅花で上掛けしたことから、紅掛藤とも呼ばれていました。江戸時代には和装の色として藤色や紅藤が好まれ、藤色は熟年向きとされ、紅藤は若者向きな色として重宝されていたという歴史があります。

ルソナ = persona

本来は、演劇で使用される仮面を意味するラテン語で、「パーソナリティ」の語源になっている言葉であるといわれています。ユングは、与えられた社会的役割を演じることによって、社会に適応した人格を構成すると考えており、ペルソナは元々、ユングの提唱した心理学用語でした。仮面を意味するこの言葉は、人間の「外的側面」や「内側に潜む自分」を指していると定義されています。
誰にでも「ペルソナ」はあると思いますが、その仮面を巧みに使い分けて生き続けることって、どの程度可能なのかは本当に未知数ですね。

目次

ペルソナをつけ忘れてしまいそうな「紅藤さん」・・・別名ライラックと申します。
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

別名ライラックと申します。
「みんな知ってる? ライラックの花言葉」
① 思い出、② 青春の思い出、③ 友情、④ 純潔、だそうです。
なんか若さを感じますね〜

ライラックの花はハートの形をしている。
でもイギリスの一部の地域では、「ライラックを身につけると結婚できない」「紫のライラックの花は縁起が悪いので家に持ち込んではいけない」など、すごく迷信っぽい言い伝えがあるといいます。
なんか紅藤さんに申し訳ない感じですよね。①から④の花言葉でいいんじゃないでしょうか。

みんな若い頃からペルソナを身につけて立ち回っています。
どれがオリジナルの仮面なのかが分からなくなっていませんか?
ペルソナには着用義務があるもの、自分の好みで購入可能なもの、不服だけど一時的に無理やり被されるようなものなど色々あります。

ライラックの色は紫・白・ピンク・赤の4色が有名です。さあ〜どの色にしようか。
もしもアナタの根底に4つのペルソナがあるとすれば、どう使い分けますか?
もしもワタシの深層に4つのペルソナがあるとすれば、混乱してしまいそうです。

gomagoma も時として着用し忘れてしまうことがあります。着用しているふりをしていることも多いです。
本当の自分を程よく隠せるペルソナ
演じることによって幸福になるペルソナ
つけ方を誤って大失敗するペルソナ
アナタとワタシが精一杯、生きたという証明になるペルソナ・・・
どれも愛おしい。

ペルソナをつけ忘れてしまいそうな「紅藤さん」へ

いつも甘く優しい香りを届けてくれてありがとう。
綺麗な色の花をたくさん咲かせてくれて本当にありがとう。
gomagoma は「紅藤さん」にそう伝えたい。

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