ダイエット作戦 No.12:好きなものをこれからもずっと食べていく方法

まったりするポメチワの小型犬
hokenC

3月から大好物の甘いデザートなどを控えるようになって、ようやく体重が落ち着いてきました。ところが生活に潤いが半減したためか以前のような「ゆとりある笑顔(?)」が多少、減ってしまったのではないかと心配になってきました。体調はすこぶる快調なので、自分自身の心理状態などをモニタリングする時が来たのかな〜と考えています。

目次

大好物を味わう感覚(=味覚)はどう伝達していくのか

人の生活で、食べて味わう喜びをなくしてしまったら辛いですよね。
味覚には、甘味・苦味・塩味・酸味・うま味などがあるといわれています。私の場合は中でも、甘味に支配されてきたような節があります。味を感じる味蕾には、味覚受容細胞が多数存在していて、そこで得られた情報は電気信号に変換されて、延髄の味覚核に送られて、視床を経由して大脳の一次味覚野に送られるということです。

好きなものを口に含んだだけでも効果ある?

味覚情報の一部は食欲中枢を担っている視床下部や、好き・嫌いにかかわる扁桃体などに直接送られ、いろんな行動に影響を与えていると考えられています。

例えば

ちょっと体力が消耗したり、ストレスが過剰になってしまった時に砂糖水などで口をすすいだだけでも、自制心が高まって落ち着きを取り戻した・・・などの例があります。
私の場合は、同居家族が仕事帰りにケーキなどを買ってきてくれることがありました。それはおそらく、若さゆえのイライラを少しでも緩和し、落ち着いてほしいとの願いが背景にあったのではないかと思います。

お見通しなのです。
「甘いもの与えておけば、この人(=私)はご機嫌で暮らせる」との認識です。
その通りなのですが、糖分を過剰摂取するとかえってイライラが増強することもあるので注意が必要ですよね。

でも少量の摂取で効果があるということは・・・

舌の味覚センサーが糖質による甘味を感知することさえすれば、その糖が脳にエネルギーとして補給されなくても、いい感じのスイッチが入って行動に結びつくことがあると考えられます。

食べ過ぎ・飲み過ぎにならなければ、一定の効果が期待できると思います。
今は、ひとくちサイズのチョコ(=カカオ72%)を家事などの作業終わりに食べると、とてもご機嫌な気持ちになります。それと、ファミリーサイズの小ぶりなアイスを1〜2日に1回は食べています。味が以前よりもビビットに感じられるようになってきました。今のところ体重に大きな変化はないので、自分にはあっている方法だと信じています。

文 献

篠原 菊紀 監修(2019)マンガでわかる 脳と心の科学, 池田書店.
木村 直之 編(2021)Newton 別冊 健康にやせるための科学知識, ニュートン プレス.

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