チャンダーラの丁番:自由の扉を開け、戦いの戸を閉めろ!

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チャンダーラの丁番:自由の扉を開け、戦いの戸を閉めろ!

扉を開け、戸を閉めろ!
丁番には多種多様なカタチがある。

姿を見せたくない「隠し丁番」、透明感を協調するための「ガラス丁番」。
開閉扉が側板の小口にかぶる「アングル丁番」、扉の位置が調整可能な「スライド丁番」・・・
みんな同じ仲間だけど「姿が違う、働き方が違う」存在。

古代インドには賎民といわれるチャンダーラ(センダラ)という語形があります。
アーリア人が先住民を征服して名付けたといいます。
つまり、あとから来た人に安寧な生活が奪われたということか。
ひどい話・・・

もしもアナタとワタシの日常がチャンダーラのようになってしまったら・・・
現在予定している小さな家の建設もすぐさま断念しなければならない。

カースト制度では、職業や服装、宗教、居住する場所など多くの事柄で厳しい差別を受けたといいます。
gomagoma には耐え難い時代。あらためて平凡な日々に感謝したい。
少なくとも不当な差別からは回避できるトコロにいると信じて生活しています。

アナタとワタシ、ヒトとヒト、ヒトと動物、ヒトと自然、国と国・・・
今すぐ穏和なツナガリを可能にする「自由丁番」を授けてください。

街には安全と自由がある。万人の歩みに制限はない。
訪れる先々で木を叩く合図などいらない。
誰がいつ、どこで何を選んで生きていこうがそれは・・・自由。
大丈夫。
誰もチャンダーラとは呼ばせない。

自由の扉を開け、戦いの戸を今すぐ閉めろ!

言葉の解説

カーペンター

丁番とは扉や戸の開閉に用いる軸金具のことで、その目的に応じた多様な形式と種類があります。

フィロソファー

チャンダーラとは古代インドにおいて、その存在がけがれていると考えられていた賤民のことを意味しています。 また古代インド社会では賤民制が複雑に発達し、チャンダーラは社会の最下層に置かれた集団のことをさしていたということです。

チームアプローチには欠かせない丁子色担当のリーダー「真面目ですが何か」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】

どこの集団にもリーダーはいます。
ごく稀に人気のある人もいますが、たいがいは仕方なく嫌われ役を担ってみんなを引っ張っています。そうです。嫌われてナンボのお仕事をしているのです。

もしも保守的だけど義務感があって、これぞという時に責任をとってくれるような「丁子色」のような担当者がいなくなってしまったら、これは大変。
世の中には生真面目すぎる律儀な人が必要なんです。

時には合理主義者といわれ、冷血な存在と陰口をいわれることもあるでしょう。
アナタの側にもそんな古風なリーダーがいるのではないでしょうか。

gomagoma はどちらかというと「ずっとメンバー」でいたい方です。
でも・・・仕方なくリーダーシップを発揮し立ち回らなくてはならないこともあるのです。
辛いな〜
そんな時、助けてくれるのはチームのみんなです。
リーダーがちょっと頼りなくても、取り残してしまいそうな案件をジャストタイムでひょっとすくいあげてくれる。
ありがたい。「感謝申し上げます」

チームアプローチを実践している時、ワタシの知らない事柄をメンバーは教えてくれるのです。
ワタシの知っている事柄も少しは役に立つのです。
そんな時、チームの輪にいる実感が沸き立つ。
誰かの役に立つような生き方が gomagoma にも出来るかもしれないという自信が顔を出す。

一人で生きることも大変。
チームの一員になることもしんどい。
でも今は輪の中で生きていきたい。
嫌われてもいいから時々、丁子色担当になってもいいです。

「真面目ですが何か」

ちいさなばくのゆめ
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