Developmental Psychology– category –
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赤ちゃんの発達地図がおもしろい「プロの視点で赤ちゃんの発達をみる」
自宅にあったDVD付きの専門書を読み返しています 以前に購入した「270動画でわかる 赤ちゃんの発達地図(MCメディカ出版)」という文献を書棚から取り出して、映像を確認しながら、赤ちゃんの発達について再学習しています。これは勉強をしているというよ... -
保健師と心理職の二刀流は可能か「来春から乳幼児健康診査のお仕事もしてみたい」
新版K式発達検査2020について勉強中です 現在、私は週4日は発達支援センターの心理職として勤務しています。けれど現段階では、発達検査などの業務内容は日常的に実施していないので、新しく専門書を購入して「新版K式発達検査2020」について勉強中です。 ... -
子どもの「ことばの遅れ」を専門家はどうみているのか:保健師・公認心理師試験にも出題される?
言語発達リスクについて 「1歳半から2歳で有意語がない」「3歳で2語文がない」場合は、注意しながら経過をみていきます。 主要な診察所見とは 出生前、周産期、新生児期の異常、発達歴、家族歴の聴取一般的な小児科診察、神経学的診察、発達評価聴力に... -
乳幼児期のことばの遅れ:個人差はありますが、言語発達の流れとその原因について考える
1歳から3歳までの「ことばの発達」には個人差があります 表出性言語の発達 乳児期喃語(babbling)の発達乳児時期早期から始まる「あーあー」「うーうー」といった発声のことを喃語といいます。生後7カ月頃から大人の会話から言語を選択しはじめると考... -
子どもの発達のために必要なトレーニングがあるとしたら:まずは共同注視から
共同注視:同じものを見て、ひとつの世界を共有する 同じものを一緒に見る「共同注視」はアタッチメントの形成の第一歩です。発達面で課題がある子どもの場合は、親となかなか視線が合わず、共同注視が遅れるのが特徴です。 視線があわせにくい場合は・・... -
SEL教育で科学的根拠に基づく非認知能力(EQ)を伸ばしたい「なぜ心の知能が大切なのか」
SEL(Social Emotional Learning) 社会性と情動の学習とは何? SELとは、1968年イエール大学の教授が子どもの問題行動を減らすために始めた教育です。重視するのは非認知的側面の育成で、それは自分と相手の感情を理解する社会性と情動の学習のことをい... -
子どもと親のこころを支える(10):人間の情緒を支配する脳のテンプレート
人間の脳について 文献からの情報 左の前頭皮質は一般的に陽性感情を支配していて、幸せで陽気で希望のある人は、こちらがより活発であると考えられています。 抑うつ的な子どもや大人は、右の前頭皮質がより活動的で、左脳の活動がより少ないことが示され... -
子どもと親のこころを支える(9):生物として人の最早期の体験の重要さを学んでみる
生物学で考える人の脳について 人が誰かと関わる習慣やパターンは、とても幼い頃のほとんど生物学的・生理学的な枠組みがベースになっていると考えられています。でも私たちは自分自身のパターンを意識することはめったにないでしょう。 早期の人間の脳は... -
子どもと親のこころを支える(8):アタッチメント理論(ボウルビィの愛着理論)について考える
霊長類のアタッチメント 霊長類を母親から離すと、最初は抵抗するけれど後に絶望を示すようになります。そして最終的には感情を示さなくなってしまう。ボウルビィは、乳児−母親の1体1の関係の重要性を課題にしていたということで、他のアタッチメント対... -
子どもと親のこころを支える(7):私たちのミラーニューロンは?
ミラーニューロンとは ミラーニューロンは、他者の経験を内側から理解することを可能にします。これは共有できる相互理解がいかに発達するのかを説明してくれるもので、人間同士が強力なつながりを形成する上で関連深いものと考えられています。 脳の左半...
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