Developmental Psychology– category –
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保育園・幼稚園・認定こども園に通う園児対象「なつの すごしかた」
子どもたちに伝える面白さ・難しさ 3歳から6歳までの幼児に対して、保健指導(=生活指導)を実施しています。大人同士であれば難なくクリアできる単語や説明文も、瞬時に噛み砕き「子ども言葉」に変換しなくてはなりません。自動的に通訳できる専用機でも... -
保育園・幼稚園・認定子ども園で過ごす子どもたちの観察(4歳から5歳)
「1か月児」及び「5歳児」健康診査支援事業について 〜こども家庭庁 成育局 母子保健課〜 令和6年度補正予算 10億円が本事業に追加され、健康診査の費用を助成することによって、出産後から就学前までの切れ目のない健康診査の実施体制を整... -
念願の心理のお仕事ができそう?「5歳児健診のこれからは・・・どうなる」
ご縁あって、今年開始される5歳児健診に従事させていただきます 実は5歳児健診は保健師ではなく、心理職として参加させていただきます 普段は保育園に勤務している私ですが、新規事業の5歳児健康診査では臨床心理士・公認心理師として従事させていただ... -
赤ちゃんの発達地図がおもしろい「プロの視点で赤ちゃんの発達をみる」
自宅にあったDVD付きの専門書を読み返しています 以前に購入した「270動画でわかる 赤ちゃんの発達地図(MCメディカ出版)」という文献を書棚から取り出して、映像を確認しながら、赤ちゃんの発達について再学習しています。これは勉強をしているというよ... -
保健師と心理職の二刀流は可能か「来春から乳幼児健康診査のお仕事もしてみたい」
新版K式発達検査2020について勉強中です 現在、私は週4日は発達支援センターの心理職として勤務しています。けれど現段階では、発達検査などの業務内容は日常的に実施していないので、新しく専門書を購入して「新版K式発達検査2020」について勉強中です。 ... -
子どもの「ことばの遅れ」を専門家はどうみているのか:保健師・公認心理師試験にも出題される?
言語発達リスクについて 「1歳半から2歳で有意語がない」「3歳で2語文がない」場合は、注意しながら経過をみていきます。 主要な診察所見とは 出生前、周産期、新生児期の異常、発達歴、家族歴の聴取一般的な小児科診察、神経学的診察、発達評価聴力に... -
乳幼児期のことばの遅れ:個人差はありますが、言語発達の流れとその原因について考える
1歳から3歳までの「ことばの発達」には個人差があります 表出性言語の発達 乳児期喃語(babbling)の発達乳児時期早期から始まる「あーあー」「うーうー」といった発声のことを喃語といいます。生後7カ月頃から大人の会話から言語を選択しはじめると考... -
子どもの発達のために必要なトレーニングがあるとしたら:まずは共同注視から
共同注視:同じものを見て、ひとつの世界を共有する 同じものを一緒に見る「共同注視」はアタッチメントの形成の第一歩です。発達面で課題がある子どもの場合は、親となかなか視線が合わず、共同注視が遅れるのが特徴です。 視線があわせにくい場合は・・... -
SEL教育で科学的根拠に基づく非認知能力(EQ)を伸ばしたい「なぜ心の知能が大切なのか」
SEL(Social Emotional Learning) 社会性と情動の学習とは何? SELとは、1968年イエール大学の教授が子どもの問題行動を減らすために始めた教育です。重視するのは非認知的側面の育成で、それは自分と相手の感情を理解する社会性と情動の学習のことをい... -
子どもと親のこころを支える(10):人間の情緒を支配する脳のテンプレート
人間の脳について 文献からの情報 左の前頭皮質は一般的に陽性感情を支配していて、幸せで陽気で希望のある人は、こちらがより活発であると考えられています。 抑うつ的な子どもや大人は、右の前頭皮質がより活動的で、左脳の活動がより少ないことが示され...
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