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コラム【野菜の花:ごぼうの物語】:アザミに似たごぼうの花「誰の目にも留まらなくて・・・」
ごぼうの歴史 ごぼうは元々、原産地が中国東北部からシベリアにかけて栽培されていたといいます。旬は11月から2月で冬の間と考えられていますが、新ごぼうなどは春先(4〜5月)に出回っています。でも、このごぼうを食用とするのは日本と朝鮮半島だけだ... -
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コラム【野菜の花:ナスの物語】:過剰な熱をさますには・・・
茄子には体を冷やす性質があって残暑にはありがたい食品です 「茄子こそ 味わい甘く 寒のもの冷えたる人は 食すべからず(和歌食物本草)」という一首があります。特徴としては体を冷やす性質が強いため、冷え性や胃腸の弱い人は食べ過ぎに注意しないと... -
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コラム【野菜の花:アスパラガスの物語】:何も変わらない、私が勝つ
アスパラガスの花言葉には「何も変わらない」「私が勝つ」「敵を除く」「耐える恋」「無変化」という意味があるそうです。この野菜はアミノ酸の一種である「アスパラギン酸」を含んでいて、美容と健康によい緑黄色野菜です。アスパラギン酸は元々19世紀の... -
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コラム【野菜の花:ピーマンの物語】誰も来ないとうがらし赤うなる 〜山頭火〜
唐辛子は日常とても馴染みがある香辛料で、カラフルな実を楽しむ観賞用の種類なども出回っています。日本には室町時代に伝来し、当初は観賞用の植物だったらしいです。 辛味成分「カプサイシン」は体脂肪の燃焼に有効ということで、ダイエット食品としても... -
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コラム【野菜の花:かぼちゃの物語】向じ家の 南瓜の花は 屋根をこえて・・・赤彦
かぼちゃは「カンボジア」がなまって、カボチャになったと言われています。花言葉は「大きさ」「広大」といった体を表すダジャレが入っているらしいです。 かぼちゃは16世紀に、ポルトガル船がカンボジア産のカボチャを日本に持ち込んだことから始まってい... -
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コラム【野菜の花:じゃがいもの物語】夏浅き 月夜の野良の 家いくつ・・・白秋
じゃがいもは別名「馬鈴薯(ばれいしょ)」と呼ばれ、馬につける鈴に形がにているから付けられた名前らしいです。イモの部分は「根」ではなくて「地下茎」ということになっています。花言葉は「慈善」「慈愛」「情け深い」「恩恵」という意味が含まれてい... -
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物語の目次はこちらです「浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜 gomagomaの色立体から〜」
コラム【あ✖️ア】の物語:浅葱色したアイデンティティ 浅葱色(あさぎいろ)✖️ アイデンティティ コラム【い✖️イ】の物語:苺畑でイニシエーション 苺色(いちごいろ)✖️ イニシエーション コラム【う✖️ウ】の物語:鬱金色の衣はウロボロス的な僧侶だけの... -
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コラム【わ✖️ワ】の物語:勿忘草はワード・ホヴランドのように・・・アナタからワタシにたどり着くまでの微かな記憶
勿忘草(わすれなぐさ) 勿忘草(わすれなぐさ)はヨーロッパが原産のムラサキ科ワスレナグサ属の一種です。花びらは可憐な明るい青色をしています。この花が日本に伝来したのは明治時代とのことですが、現在では野生化して日本全国に群生しています。春か... -
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コラム【ろ✖️ロ】の物語:アナタとワタシのロメオとジュリエット効果「逆境に立つ緑青のサビが魅力的です」
緑青(ろくしょう) 緑青(ろくしょう)は孔雀石(マラカイト)から作られる顔料のことで、明るく鈍い青緑色をしています。この色は緑系の代表的な伝統色で、飛鳥時代に中国から伝来し、昔から建築や彫刻の彩色に使用されました。今でも日本画では緑色を表... -
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コラム【れ✖️レ】の物語:アナタとワタシのレディネス「檸檬色の群生を収穫する時期は今でよろしいでしょうか?」
檸檬色(れもんいろ)= lemon yellow(vivid greenish yellow) 檸檬色(れもんいろ)は、やや緑みを帯びた薄い黄色のことをいいます。この色は果実のレモンに由来した色名で、19世紀にヨーロッパで誕生した絵の具の「レモンイエロー」が有名です。日本で...