Architecture– category –
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ソフィストの反り:詭弁に注意し、丸みのある起り(むくり)でいこうか?
ソフィストの反り: 詭弁に注意し、丸みのある起り(むくり)でいこうか? 反り屋根、反り破風(はふ)、上昇気流。凹面が湾曲し空に向かって、うねる、うねる。でも反りかえってばかりだとなんか不安・・・丸みのある起り(むくり)でいこうか? どう見て... -
青海波(せいがいは)のセクシャリティは平和なリピテーション
青海波(せいがいは)のセクシャリティは平和なリピテーション 七宝、市松、かご目、雷文、麻の葉、松川ビシ・・・文様にはいろんなパターンがありますね。gomagoma は源氏物語の「青海波(せいがいは)」の舞が大好きです。 神楽を舞う衣装に重なりくる波... -
ストア派の捨張り:不条理な集合体では快適な環境を生み出すことはできない
ストア派の捨張り:不条理な集合体では快適な環境を生み出すことはできない 床、壁、天井の仕上げは完璧に。表面を馴染みよく貼り付けるためには、よく似た素材の合板を仕込んでおきましょう。なんで「捨張り」と言われないといけないんだろう?いずれ表舞... -
敷畳の上でシニシズムについて語る:凸デコと凹ボコの組み合わせなのだから・・・
敷畳の上でシニシズムについて語る:凸デコと凹ボコの組み合わせなのだから・・・ これは座臥具(ざがぐ)。稲のわらや藺草(いぐさ)で作った茣蓙(ござ)が段々と厚みを増し、日本文化を牽引してきた。京間、三六間(さぶろくま)、五八間(ごはちま)の... -
サテュロスが桟戸(さんど)を開ける時:あの世とこの世の両界がそこにある
サテュロスが桟戸(さんど)を開ける時:あの世とこの世の両界がそこにある サテュロスが山野を駆け抜けやってくる。山羊のフリをして角を立て、耳を澄まし、脚を蹴り上げ山頂から下降してやってくる。長い尻尾はロン毛のように風になびき揺れている。「君... -
小屋組から聴こえるコロス:新しい小さな家に希望を・・・「若くして嘆くこと勿れ」
小屋組から聴こえるコロス:新しい小さな家に希望を・・・「若くして嘆くこと勿れ」 屋根面を支持し構成する骨組みがたくましい。軒桁(のきげた)から上部の部材が組み合わさって重たい屋根でも確実に支持しフォローする。 小屋組は数ある建築物の柱とと... -
ゲーテに会うための蹴上げ:若くして求めれば老いて豊かである・・・か
ゲーテに会うための蹴上げ:若くして求めれば老いて豊かである・・・か ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)に憧れる人は随分多いと思います。それは多彩すぎる才能に恵まれた存在だったからではないでしょうか。詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治... -
クロイツァーのための沓脱石(くつぬきいし):神話の中の主人公から勇気をもらうためのお作法
クロイツァーのための沓脱石(くつぬきいし):神話の中の主人公から勇気をもらうためのお作法 右と左の履き物はこちらへ・・よかったらこの大理石の沓脱石(くつぬきいし)の上へどうぞ。 玄関は重要な場所です。幸運も不運もここから入ってくるといいま... -
切妻のキニシズム:全力で守っていきたい、ただそれだけのことです
切妻のキニシズム:全力で守っていきたい、ただそれだけのことです gomagoma の小さな家は切妻の屋根にいたしましょう。片流れの斜面もお洒落で良いのですが、左右のバランスが均一のものの方が得意です。 シニシズムの語源は古代ギリシアのキュニュコス(... -
框(かまち)でカトリシズム:段差のない世界への憧れ
框(かまち)でカトリシズム:段差のない世界への憧れ 小さな家には框がありません。建築途上のこの場所には、玄関の上りから廊下につながる段差が全くないのです。土足で通過してしまいそうなリスクも一応ありますが今のところ大丈夫でしょう。 人が住む...