今から始める防災対策(2):狭い場所に避難した時に注意「エコノミー・クラス症候群について」

hokenC

台風情報を自宅のテレビで小まめにチェックしています。
現地の映像では風と雨の恐ろしさが映し出され、誰もが他人事ではないと感じているのではないでしょうか。避難するには何を注意したら良いのか、被災するとどうなるのか、健康管理で留意すべきことは何か・・・などを勉強しているところです。今回は「エコノミー・クラス症候群」についてまとめてみました。

目次

深部静脈血栓症(DVT)とは「エコノミー・クラス症候群」のこと

チェック項目

車中泊
避難所等が狭く寝返りを打ち難い(目安:1 人当たり 3.5 ㎡未満)
避難所等で硬い床の上に寝ている(毛布のみ等)
飲料水が不十分(目安:1 日 1 人当たり3L 以下)
運動量が十分でない状態
下肢、膝の腫脹、違和感、むくみ、皮膚表面の静脈が顕著
下腿や大腿の疼痛(主に片側)下肢の変色(立位持に赤紫色)
胸痛、呼吸苦がある → これは肺塞栓のおそれがあるということ ( 重症 )

エコノミー症候群を予防するには?

被災当日からの対策が必要


車中泊をしている人には深部静脈血栓症の発生の危険性があることを認識する。

避難所等が過密な場合は、別の避難所への移動を考える。

十分な飲料水が配布されていない場合は災害対策本部等に報告し、飲料水を確保する。

災害支援物資として弾性靴下の提供を依頼する。

同じ姿勢を取り続けない、圧迫する体位を避けるようにする。

ゆったりとした服装を着用する。

水分を制限せず十分に摂取する。

避難所等で足首を回す運動などを積極的に行う。

胸痛や下肢の変色(立位持に赤紫色)、腫脹、疼痛がある場合は早めに医療機関受診を考える。

gomagoma

避難先では小さなケージの中で過ごすことになるのかな〜
長い時間そこにいると辛いので時々お散歩をさせてほしいです。

hokenC

「高齢者のエコノミークラス症候群の予防」についてはこちらのサイトが参考になります。

災害時の保健活動推進マニュアル」を参考にしています

台風が心配です
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