2023年の夏休みは連日台風による混乱状況が報道されています。
現在の日本ではいつでも、どこでも、誰でも被災する可能性があると考えられます。防災については他人事ではなく平常時からしっかりと知識と実践力を身についけていくことが大切だと思っています。
「災害時の保健活動推進マニュアル」を参考にしています
災害時の熱中症はこうして起こる
チェック項目
症状
めまい、立ちくら み、手足のしびれ 、筋肉のこむら返 り、気分不良 ・頭痛、吐き気、 倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う
乳幼児の場合は、唇の乾き、オムツの状態 ( 尿の回数 減少 ) に注意
返事がおかしい、意識消失、けいれ ん、からだが熱い → これは重症!
対策(行政側の対策)
避難所等の室内環境を確認し、扇風機、 エアコン等の設置等を対策本部へ依頼し環境整備を図る。
被災者に対し、熱中症の危険性や予防、症状、対応等について、避難所でのリーフレットの配布や SNS の活用などで広く周知する。
十分な飲料水、塩分、経口補水液などの確保を災害対策本部に依頼する。
看護ケア・保健指導
【予防】
1.水分補給
・高齢者や子ども、持病のある人に注意する。
・のどが渇いていなくても水分・塩分補給を促す。( 目安:水や麦茶 1L あ たり梅干1~2個分の塩分 )
2.暑さを避ける
・扇風機やエアコンの活用 ・日陰の利用、帽子や日傘の着用。日中の外出を控える。
3.体の蓄熱を避ける
・通気性の良い、吸湿性・速乾性の衣服を着用する。
・保冷剤、氷、冷たいタオル、水浴等 で体を冷やす。
屋外作業時は?
作業前に500ml 以上の水分補給を促し、作業中も30分毎の休憩、1 時間当たり 500~1000ml の水分補給を勧める。また十分な休養と朝食をとり、体調が優れない時は屋外作業を見合せる。
【熱中症が疑われる人への対応】
・涼しい場所へ避難させ、衣服をゆるめ体を冷やし、医療機関受診を促 す。
・自分で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼ぶ。
地域の皆さんの協力と理解が必要です
この暑い季節に冷房が使えないなんてしんどすぎるよ〜
家には冷感タオルやポンチョ、携帯用の扇風機などを用意してもらってます。
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