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レヴィナスのれんげ:あふれくる失念や希望さえもキャッチできるはずだ
レヴィナスはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜 エマニュエル・レヴィナス エマニュエル・レヴィナス(1906〜1995年)は、ホロコーストを生き延びたユダヤ系リトアニア人です。「全体性と無限(1961年)」の中では、理性は言... -
ルソーの留守番電話:誰かと、どこかで出会う勇気を持ってください。小さな革命家として・・・
ルソーはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜 ジャン=ジャック・ルソー ジャン=ジャック・ルソー(1712〜1778年)はジュネーヴでカルヴァン主義派の家庭に生まれました。彼は生後数日で母親を亡くし、父親はその数年後の決闘... -
心理学と公衆衛生看護学の学び直しをしています:妄想とは(No.6)
妄想とは P42〜43 妄想の定義 不十分な根拠に基づき強固に確信されていること(確信性) 合理的な説明や反証があっても訂正できないこと(訂正不能性) 患者の教育的・文化的背景からみて不合理な信念があること(誤り)〜訂正できない、誤った、強く確信... -
心理学と公衆衛生看護学の学び直しをしています:危機介入(No.5)
危機介入 P229〜230 Caplan は、危機状態を「人生上の重要目標が達成されるのを妨げられる事態に直面した時、慣習的な課題解決法をまず初めに用いてその事態を解決しようとするが、それでも克服できない結果発生する状態」と定義しています。 危機介入の... -
リオタールの料理本:「有益で生きる勇気」が湧いてくるような知恵が詰まったもの
リオタールはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜 ジャン=フランソワ・リオタール ジャン=フランソワ・リオタール(1924〜1998年)は、フランスのヴェルサイユに生まれ、パリのソルボンヌで哲学と文学を学びました。ジル・ド... -
ラッセルの欄間(らんま):組織の中に埋没して、自分の存在と自信を失う恐怖との戦い
ラッセルはどんな人? 〜哲学大図鑑(ウィル・バッキンガムほか 著)より〜 バートランド・ラッセル バートランド・ラッセル(1872〜1970年)は、イギリスの哲学者で、並外れた勤勉家だったといいます。彼の論文「怠惰への賛歌」は最初1932年に出版されま... -
心理学と公衆衛生看護学の学び直しをしています:認知症(No.4)
認知症 P106〜108 神経認知障害群(NCD)における認知症 認知症とは「一度獲得した認知機能が不可逆性に進行した結果、日常生活活動に支障が生じている状態」認知機能障害は「中核症状」と呼ばれ、DSM-5では必須症状とされた記憶障害が必須ではなくなり、... -
ダイエット作戦 No.18:体脂肪率と皮下脂肪率が少しずつ低下しています
だんだんと、ダイエットをしているという感覚がなくなってきました。1日の摂取カロリーについても計算をしているわけではないので日によって違いがあると思います。今は、夜の軽いストレッチと筋トレが効いているという感じです。きっと、もっと負荷をかけ... -
ヨナスの洋服:ワタシたちの行いの結果が、生き物の生命の永続と調和を保障するように着飾りたい
ヨナスはどんな人? ハンス・ヨナス(1903〜1993年)は、ドイツ生まれの実存主義哲学者で、ハイデッガーとブルトマンに学びました。彼は近代技術が人間に及ぼす影響とそれに対する倫理面について書きまとめ、実存主義の立場からグノーシス主義について研究... -
心理学と公衆衛生看護学の学び直しをしています:統合失調症(No.3)
統合失調症 P55〜59、P269〜271 統合失調症スペクトラム障害とは 統合失調症、統合失調症様障害、短期精神病性障害、妄想性障害、統合失調症型パーソナリティ障害、統合失調感情障害 など 統合失調症の病態 自我障害における能動感や自他境界感の喪失と併...