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子どもの「ことばの遅れ」を専門家はどうみているのか:保健師・公認心理師試験にも出題される?
言語発達リスクについて 「1歳半から2歳で有意語がない」「3歳で2語文がない」場合は、注意しながら経過をみていきます。 主要な診察所見とは 出生前、周産期、新生児期の異常、発達歴、家族歴の聴取一般的な小児科診察、神経学的診察、発達評価聴力に... -
乳幼児期のことばの遅れ:個人差はありますが、言語発達の流れとその原因について考える
1歳から3歳までの「ことばの発達」には個人差があります 表出性言語の発達 乳児期喃語(babbling)の発達乳児時期早期から始まる「あーあー」「うーうー」といった発声のことを喃語といいます。生後7カ月頃から大人の会話から言語を選択しはじめると考... -
子どもの発達のために必要なトレーニングがあるとしたら:まずは共同注視から
共同注視:同じものを見て、ひとつの世界を共有する 同じものを一緒に見る「共同注視」はアタッチメントの形成の第一歩です。発達面で課題がある子どもの場合は、親となかなか視線が合わず、共同注視が遅れるのが特徴です。 視線があわせにくい場合は・・... -
SEL教育で科学的根拠に基づく非認知能力(EQ)を伸ばしたい「なぜ心の知能が大切なのか」
SEL(Social Emotional Learning) 社会性と情動の学習とは何? SELとは、1968年イエール大学の教授が子どもの問題行動を減らすために始めた教育です。重視するのは非認知的側面の育成で、それは自分と相手の感情を理解する社会性と情動の学習のことをい... -
今年の秋から児童発達支援センターに勤務しています「新しいサイトもスタートしています」
センターでは臨床心理士・公認心理師として過ごしていますが・・・ 現在、職場で看護職(=保健師)は私一人です。今は市町村で母子保健業務に従事していた頃のことを思い出しながら過ごしています。実はこちらのサイトをお休みしながら別サイトに時々、記... -
アラ還になってはじめて児童の発達支援センターの心理職なって感じた事
今までの知識や経験だけではどうにもならないこと 座学については今まで、テキストや専門書を読んでなんとかなることが多かったと思います。でも・・・現場では「知っていること」「理解していること」の他に「やってみることができる(=実践力)」という... -
エッセイ:新しい職場でデジタルデトックス「今週から発達支援の現場に勤務しています」
ただいま出勤前のひと時を過ごしています 今週から就学前の親子の皆さんが来所される施設で勤務しています。発達支援の現場は初めてで、スタッフの方々から教えていただきながら過ごしています。 今回の職場は自宅からとても近いので、通勤電車に乗る負担... -
心理職復帰前にすべきこと「壊れた電化製品からのメッセージを受け取る」
大きな台風接近前にすべきことがある 今、私は新しい職場にたどり着くための事前学習を進めています。いや、進めていたつもりが・・・・ とうとう自宅の冷蔵庫が機能を果たさなくなってしまいました。冷凍室が冷え切らないというレベルを遥かに超え、冷蔵... -
心理職・看護職・保育職のための学習法「子どもの発達に関する基礎学習①」
来月から臨床心理士・公認心理師として児童発達支援の現場に復帰します。私もそろそろ還暦が近づいてきておりますので、自身の体力・気力に応じた勤務時間をお願いしたいと思っています。 それでも、専門職として雇っていただくには、実践力と領域に応じた... -
エッセイ:老いた冷蔵庫はまるで私自身の化身か?「ハイパワー機能で通常運転が可能に」
まだまだ働ける「老いた冷蔵庫の奇跡的復活を祝いたい」 冷凍機能に限界点が見え隠れしていた我が家の冷蔵庫・・・ハイパワー冷凍の機能を駆使して、通常運転が可能なレベルまで復活しました。 高温になった背面パネルの逃げ場を十分確保したのが良かった...