gomagoma– Author –
-
終の住処を整える:お花いっぱいの部屋に、生き物としての力強さを実感する
花だらけの、この部屋に・・・ 微熱が続いている・・・ホームの看護師の方からは日々、丁寧な現状説明を聞かせていただいている。側にいられなくても、揺れ動く肉体と精神の流れが実感できる。 2月から母の呼吸状態を少しでも楽にし過ごせるよう、ホームの... -
終の住処を整える:縁あって出会う人、母なる姿に我を見る
年越しができた安堵感は・・・ 昨年から何度となく、母がお世話になっている老人ホームや医療機関から連絡が入る状況になっている。当初は着信のたびに脈拍数が急上昇していたけれど、段々と平均的な回数で対応できるようになってきた。 覚悟ができたから... -
終の住処を整える:嬉しいことも、楽しい時間も全て蘇る実家を再生する
老人ホームの居室を実家仕様に整える ホームセンターで以前、母親が使用していたキャスター式サイドテーブルを見つけ出した。今回の医療機関入院では、ホームに帰ることは困難で、療養型の病院への転院の話も持ち上がっていた。 サイドテーブルは長年の使... -
終の住処を整える:いつもそばにあったものと再会するには
自宅よりも気になるところ(住処) 私の実家は現在、母が居住している有料老人ホームということになります。コロナ禍では面会や入室が禁止されている期間も長く、室内は折り鶴などの飾り物が増え壁面の大部分を彩っていました。高齢になると原色が、活力や... -
終の住処を整える:あの頃に戻ることよりも、もっと大事なこと
今なら遅すぎたりはしない 終の住処を整える。この場所は一体誰の居場所だったのだろう。ローンで購入した自宅は年々こざっぱりとしていて、2階の子供部屋にあった4台の勉強机も今はかけらもない。この状態ならば大地震が来ても木造住宅が倒壊するリスク... -
Essay のんびり気の向くままに:新しいフォルダーを創る(最終回)
気まぐれに書き綴ったもの(Essay)が100回になるこのタイミングで、少し軌道修正しながら自分自身の今後の動きに繋げていきたいと考えています。と言っても元来のボンヤリした感覚は払拭できないものと思いますが・・・ もう少しで3度目の成人式を迎える... -
Essay のんびり気の向くままに:年末の小物掃除をしながら考える私の行く末
年末小物掃除の行方 連日、心理学の勉強(=専門書を読むこと)をすることなく、クローゼットと屋根裏の掃除ばかりしています。かなり私の全貌が明らかになってきました。 そろそろ早めのエンディングノート作成をしても良さそうな勢いになっています。生... -
Essay のんびり気の向くままに:思い出の宝庫、聖域(=アルバム)の断捨離について
とても難解な聖域に着手しました。といっても、そんな大ごとではなく撮り溜めて整理していたアルバムの分量調整を行ったまでのこと・・・です。 亡き人が作成してくれたアルバムは・・・ 生まれたての私がいっぱい納められた布製のアルバム台紙を今回、手... -
Essay のんびり気の向くままに:この年末年始をどう過ごそうか?
もうすぐクリスマスだね。プレゼントはササミジャーキーがいいな〜 クリスマス仕様のインテリアは控えめに 小さな子どもが家にいる場合は、クリスマスの飾りやプレゼント、ケーキなどの準備が忙しい季節となりました。我が家では手入れや保管が簡単なもの... -
Essay のんびり気の向くままに:モノやコトに対する執着が年々縮小してきているのは何故?
お部屋を暖かくしてくれてありがと〜う 家の中を冬仕様にしたら・・・ 季節ものの衣類・敷物・インテリア・寝具などは、必要最低限の物のみ残して管理するようになってきました。すると防虫対策や手間がとても楽になって、家の全貌を記憶することができ「...
-
心理学人名事典:ラザルス[Lazarus,Richard;1922〜2002]
ラザルスはどんな人? ラザルス ラザルスはニューヨークで生まれ、ピッツバーグ大学で博士号を取得したアメリカの心理学者です。彼はロサンゼルス大学バークレー校の教授で、実験的なストレス研究を行っていましたが、1970年代には人間の実生活の研究に関... -
心理学人名事典:オルポート兄弟[Allport,Floyd Henry;1890〜1978][Allport,Gordon Willard;1897〜1967]
Allport,Floyd Henry Allport,Gordon Willard オルポート兄弟はどんな人物? Allport,Floyd Henry;1890〜1978(兄) アメリカの心理学者で、1919年にハーヴァード大学で博士号を取得後、ノースカロライナ大学の教授となり、長くはシラキュース大学で教鞭... -
ラファエロの螺鈿(らでん):失って孤独になること、失って輝くもの、失って着地するところ
ラファエロの螺鈿(らでん):失って孤独になること、失って輝くもの、失って着地するところ 小さな家を建てる時、それは父なるもの、母なるものを「永遠に・・・」と考えること。gomagoma は段々と独立すべき時期が迫っているということを自覚しています... -
子どもの発達のために必要なトレーニングがあるとしたら:まずは共同注視から
共同注視:同じものを見て、ひとつの世界を共有する 同じものを一緒に見る「共同注視」はアタッチメントの形成の第一歩です。発達面で課題がある子どもの場合は、親となかなか視線が合わず、共同注視が遅れるのが特徴です。 視線があわせにくい場合は・・... -
子どもと親のこころを支える(8):アタッチメント理論(ボウルビィの愛着理論)について考える
霊長類のアタッチメント 霊長類を母親から離すと、最初は抵抗するけれど後に絶望を示すようになります。そして最終的には感情を示さなくなってしまう。ボウルビィは、乳児−母親の1体1の関係の重要性を課題にしていたということで、他のアタッチメント対... -
みんなの保健室 gomagomaplace 1
久しぶりに口内炎ができました。他に症状はありません。「私、元気なはずなのになぜ?」 と考えるのです。思い当たるふしはひとつ。この「ごまごまプレイス(gomagomaplace )2nd」を立ち上げるきっかけとなったサイトエラーです。自分では落ち込むことは... -
心理学を学ぼう(12):心理状態の観察及び結果の分析(キーワードを確認)
今回は正直いって、面食らった感じになっています。過去問題については消去法とかで何とか正答できたとしても、心理検査の略語と内容がわからないのです。この領域については学部に戻った感じでノートを作成し、まとめながら暗記するほかないな〜と思って... -
心理学人名事典:リピット[Lippitt,Ronald Otis;1914〜1986]
リピットはどんな人? アメリカの社会心理学者で、アイオワ大学で修士号と博士号を取得し、ミシガン大学で心理学と社会学を教えていました。彼はレヴィンの指導のもとに、ホワイトと行った集団雰囲気に関する実験的研究は、グループ・ダイナミックスにおけ... -
Essay のんびり気の向くままに:秋の夜長を少しでも安眠できるようにしたい
久しぶりに遠方から家族が帰省し、同じ部屋で就寝しました。するとびっくりするくらい熟睡して、朝までぐっすりでした。これはなぜ? 普段の睡眠環境が良くないらしい いつもは家人と同室で眠っていますが、夜間に3回くらいは音声(=いびき)で起きてしま... -
心理学人名事典:コールバーグ[Kohlberg,Lawrence;1927〜1987]
ローレンス・コールバーグ コールバーグはどんな人物? ニューヨーク市生まれで、1958年にシカゴ大学で学位を取得しています。彼はイエール大学などを経て、1968年にはハーヴァード大学の教授に就任し、1974年には同大学の道徳教育発達センターの所長にな...