タヒチは南太平にあるフランス領ポリネシアで最大の島です。島の形は8 の字をしていて、タヒチヌイ(大きい西側の部分)とタヒチイティ(半島の東側)に分かれています。ここには黒い砂浜やラグーン、滝、2 つの死火山などがあり、世界中をみても屈指のリゾート地になっています。
18 世紀には探検家キャプテン・クックが訪れたことや、ポール・ゴーギャンが描いた「タヒチの女」などでも有名な場所です。山の多い島内部には、神秘的な渓谷や透き通った小川、高い滝などがあります。
「水甕(みずがめ)」を意味するパペーテ島ではかつて、タヒチ人がヒョウタンに真水を補充するためにやってくる集合地だったといいます。
卵色(たまごいろ)✖️ タヒチ島
パペーテ島で生まれ育ったタヒチの女は
幸福な一生を過ごすことができたのでしょうか?
南太平洋の物語では、ポリネシアの女性が恋をする。
ホンモノの恋とはやや縁遠い gomagoma にも
胸が締めつけられるような思いが伝わってくる。
タヒチ島は卵色をしたダブルバインドの自然と文明が共存する。
美しい自然の各所には、リゾート化された文明科学が挿入され不思議な共存を果たしている。
サンセット
卵色のお天道さまが休息時間に入る直前
サンスクリットのリズムが夜の始まりを知らせにやってくる。
まるで曼荼羅を描くような8(ハチ)の字を「無限」という言葉に変換しながら
今でもこの地は、優しくもあり、切なくもある愛の歌をかなで続ける。
ワタシは、このパペーテの水甕(みずがめ)を探しに旅していたのか?
日本から持参しているタレスの台車がようやく出番を得ることになりそうだ。
この世の真理とは?
ここにあるダルマとは・・・
生命に不可欠なもの、そして運動が可能なもの・・・とは
島を取り囲むすべての水は、何代にも受け継がれるイノチそのもの
やはり「万物は水からできているのか?」
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