ルサンチマンは類似の調和:「ワタシは強くありたいけど、ジブンの弱さを受けとめたい」
弱き者、強き者、弱きところ、強きところ・・・
誰でも両者を内包しながら、調和を保とうと必死。
アナタとワタシのルサンチマンは、類似の調和で成り立っている。
どちらが勝者で、どちらが敗者なのかは全く関係ない関係性。
gomagoma の色は色相環のどこかに類似して存在しているのか?
もしかしたら存在さえもしていないかも・・・
この無限大の色の掛け合わせは、これからも永遠に、永遠に続く。
少し明度が落ち着く時、から元気でもいいからテンション高い彩度を選ぶ時。
その時々で変化するから美しい色彩の世界で、ルサンチマンが助けにもなり、足手まといにもなる。
ルサンチマンは類似の調和がイノチ。でも・・・
弱き者が強き者に対して抱く「恨み」や「嫉妬心」をどうコントロールすればいい?
それはわからない。
小さな家には、慎ましく弱者と強者が共存する部屋を用意する。
「ワタシは強くありたいけど、ジブンの弱さを受けとめたい」
そんなアンビバレントな思いを、ミナさんにも理解してもらうにはどうすればいいのか。
床の間の上で、三角座り。
隣に誰か寄り添ってくれると幸せ。
言葉の解説
「類似の調和」とは、色相環上で距離の近い関係同士の色の調和のことをいいます。また明度差や彩度差が少ない間の調和についてもさしています。
ルサンチマンとは、弱者が強者に対して抱く「恨み」や「嫉妬心」のことをいいます。これはドイツの哲学者ニーチェの道徳哲学で重要な言葉として有名です。またニーチェは、キリスト教の起源をユダヤ人のローマ人に対するルサンチマンに求め、キリスト教はルサンチマンから生まれたゆがんだ価値評価にあると考えました。
本当の姿を見せてくれ「瑠璃色のルビンの壺は図? それとも地?」
【 浅葱色のアナタ、勿忘草のワタシ 〜gomagomaの色立体から〜 】
川の左岸に生命の泉が溢れ、水が塊となって七宝の輝きを見せている。
金、銀、瑠璃、水晶、赤真珠、瑪瑙、琥珀・・・
アナタとワタシが泳いでいる川は今、貴重な宝石となっているのか?
本当の姿を見せてくれ。
瑠璃の中にはある「金」。
七宝のモザイクにひとつのカケラ、青金石が「ワタシは宝石です」と言う。
本当の顔を見せてくれ。
今、山あいから流れ来る上流石の一つとして海を目指す。
この地はどこか? 見失いそうだ。正確な地図見せてくれ。
gomagoma の顔が斜め45度に傾いている。
ワタシはこの流れに沿って、どこに辿り着くのだろう・・・
生まれたての石が川の流れとともに削られ、滑らかな楕円となって転がる。転がる。
ルビンの壺に投入しよう。
そうすればアナタとワタシが盃を交わし共に祝福できそうな予感がする。
フタリの顔が背景になっていく。自己主張することをしばし休止し、静止画の光を共に放つ。
瑠璃色のルビンが光の図の中心となって輝きを増す。
友人代表の「金、銀、水晶、赤真珠、瑪瑙、琥珀」が拍手。
誕生おめでとう。
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