目次
自宅にあったDVD付きの専門書を読み返しています
近い将来、乳児さんがいる場所(健診会場や子育て支援の現場などなど)に行きたいと考えて、休日は心理師・保健師の技量をアップさせるために読書をしたり、調べ物をしたりしています。おそらく現職時代のことを回想しながらの再学習となるはずだったのですが、実は我が子(第一子の子育て時代)と重なり合って、懐かしくもあり、ほろ苦くもありました。当時は私も新米ママだったので、失敗してしまうようなこともあったと思います。とても凝縮した時代だったと感じています。大変だったけど、面白いことが連日起きていました。
プロの視点で赤ちゃんの発達をみる
書籍は「新版K式発達検査」の道具やエッセンスが詰まった内容でした。勉強をしなくても乳児が幼児に移行する道筋が映像で理解できます。モデルの赤ちゃんも「可愛い」。彼らの成長をみるだけでも、楽しい時間が過ごせました。

新生児期(0〜1カ月)の紹介はこんな項目でした。
- ATNR(非対称性緊張性頸反射)姿勢優位 *姿勢・運動*
- 腹臥位で顔を横向き *姿勢・運動*
- 腹臥位で顔を0〜45°上げる *姿勢・運動*
- 引き起こしで顔が後方に倒れる *姿勢・運動*
- 座位で顔を起こした後、頭が倒れる *姿勢・運動*
- 両手の把握優位 *認知・適応*
- 視線上で注視する *認知・適応*
- 頭がついてこない追視 *認知・適応*
- 音で身体の動きが止まる *言語・社会*
- 顔を注視する *言語・社会*
これらの項目は、保健師等が実施する新生児訪問(こんにちは赤ちゃん訪問など)で観察する項目です。もう何十年も家庭訪問で新生児の赤ちゃんをみていませんが、自宅でどのように子育てがスタートしているのか、どんな手助けがあると良いのか・・・などを確認します。
「乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン」というのがあります
保健師の国家試験受験者は読んでおくと良いと思います
コメント